ブログ詩75

「汐凪」

君を置いてきてしまったのだろうか
あの夕凪の中に

6月を飛び越えようとした
降る雨など気にならなくなればいいと思っていた

久しぶりの晴れ間
君が立った浜辺はまだ冷たい汐がよせてはかえして
時折聞きたくない言葉をかき消した

あのまま二人でいられると無責任に信じていた

君を置いてきてしまったのだろうか
あの夕凪の中に

沈む太陽だけが僕らを見つめていた

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